イノウエ商店日記

釣りとSUPとソトアソビ。仕事や思うことをゆっくりと

使いたいジグがあったので久しぶりにオフショアジギング行ってみた。

宇治群島のジギングは約10年ぶり。
今回、デカゲロオスギやクルットーペンシルなど、動かして楽しい、
そして実戦向けのルアーを作ってくれる九州のルアーメーカー
EXTREME LURE】から、もうすぐ発売予定のオフショアジギング用
メタルジグ『技工JIG・ギコジグ』のサンプル届いたのでブリ、ヒラマサの実績は
すでに多数ありますが、カンパチにも効くのか試してみたくて
5月某日、久しぶりにオフショアジギング行ってきました。

f:id:hisatodoor:20190601213909j:plain
f:id:hisatodoor:20190601213849j:plain

とその前に、前日なぜか松葉杖を突きながら、お店に来たU字くんは、
再三の制止を振り切り

f:id:hisatodoor:20190601214401j:plain
f:id:hisatodoor:20190601214421j:plain

この笑顔。釣れた魚、釣れた魚、僕がネットですくい、針を外し、絞める。
来なくていいって言ったのに...これが本当の大名釣り(^^)

カンパチ狙いでの水深70m~120mライン。
魚探に反応があるもなかなか喰ってくれない状態が続きます!!
僕は以前使用していたMCworks・サウザンブルー535SSで昔ながらのハイピッチ。
他の人はほぼスロー用タックルです。
時代の流れでしょうか。

さて今回初めての使用となる『ギコジグ』カンパチを意識したハイピッチで使いましたが、まず感じたのが水抜けの良さです。
形状的に抜けは良さそうでしたので、予想通りですが、入力に対してジグが良く飛ぶ様な印象を受けました。ロッドが割と固めなので何も考えずにジャークすると飛びすぎる感じでしたので、ジャーク幅、スピードを調整すると思ったような動きが出せました。
ストップをかけた後のスライドもフォールするまでの時間がしっかりとれるので、
カンパチにもすごく有効だと思います。

f:id:hisatodoor:20190601213922j:plain

今回のほぼバーチカルでの使用でしたが、水深が100m前後なら多少斜めにラインが
出た方が使いやすいような気がします。
MCworksローレスポンスロッド、デュアルエッジDE614LRでも使用しました。
こちらでも全く問題なく使えますが、こっちも飛びすぎ注意です。
要はアングラーサイドで、思ったままに調整できるジグだと思います。
あくまでも数年オフショアジギングをしてない自分の超個人的な使用感ですので
エキスパートの皆様におかれましては、使ってみて感想をお聞かせ願いたいと思います。発売開始が待ち遠しいです。

船中7人のうちカンパチは3匹しか釣れませんでしたが、自分がギコジグで1匹と
U字君のスロー用タックルを借りてのフォールなしの1匹。あと一匹は大名がMCworks・リアルフュージョン5104LRで割と早いジャーク+キラージグでの一匹でした。他にもハガツオやカサゴ、ヤガラの猛攻撃もありましたが、血が生々しすぎたので
写真は割愛させて頂きます。

自身、オフショアを離れ時間が経ちますので、実際にこの水深でのスローの釣りというものを見るのも、初めてでありまして、これがすべてではない事は分かりますが、
このサイズのカンパチが連続でヒットしない事が、どうも腑に落ちずモヤモヤとしました。自分なりの解釈ですと、1流し目で全員安打とは行かなくても、7人中4~5人位は
ヒットし2流し3流しとするうちに、釣れる数が減っていくようなイメージというか
以前はそうだった記憶があります。
スローが悪いわけではなく、もしかしたらスローでのフォール(スライド)が原因ではないかと考えます。もしかしたら、活性の悪い所にハイピッチでたまたまスイッチが入ったかもしれないですが、海底に張り付いてる・もしくはベイトを追っているカンパチにしたら、自分より小さな魚(鉛)
が自分に向かってなかなかのスピードで突進してくるわけで、違和感なのか恐怖心なのかを持ってしまうのではないかと思います。
ショアの釣りでもそうですが、ルアーの前方から追いかけてきてヒットするパターン
は、絶対とは言い切れませんが無いように、オフショアジギングでも当てはまるのでは
ないかと思います。オフショアジギングする人にとっては当たり前のことかもしれませんが...
ですがスローの方は根魚のヒットは僕の5倍以上はありました。
適材的魚だと思います。

久しぶりにオフショアジギング行って、また疑問が増えたので、スローのタックルを
揃えて、行ってみようかと思います。
その時は行ける方はお付き合いよろしくお願いします★