パラダイスを求めて
僕が行けてる範囲に限りますが
例年2月はどこの離島に行っても魚が釣れたためしがない。
この時期、南薩のショアラインを歩き釣れば、ブリが高確率で釣れる時期には
なってるんですが、どうしても離島に行ってみたくなるんです。
今年も例年通りソワソワしだし、離島調査へ行ってきました。
ただ今回は、自身5~6年ぶりとなる黒島沖磯へ。
結果から言うと惨敗。
釣れてないんでこれから先は記録として書きますので
読まなくてもいいかもです。
調査というと聞こえはいいが、この時期行く所行く所、惨敗を味わってきた訳で、
毎年、調査と自分にいい聞かせた、ただの自己満足かもしれません。
でも、もしかしたら、もしかしたらと、この時期、無性に行きたくなります。
おそらく来年も、パラダイスを探しに行くかもしれません。いや、きっと行くと
思います。
今回は急遽でしたので、U字君と2人でしたが、
釣れないよって言ってるのに毎年お付き合いしてくれる友人たち。
アナタたちも同類ですからね(^^)
本当に感謝してます…
ラーメンに始まり
当日朝から風が強く吹く予報だった為、出航時間が早まりAM4時には
瀬に上がりました。まだ風もほとんどなく餌でも投げ入れて、釣りを開始
しようと思いましたが、初めて上がった場所だったのと、風が吹き始めると
回収時間も早くなるかもしれない為、朝マズメに備えタックルを準備し、
ゆっくりする事にしました。
今回はクッカーを忘れたため、ゆきひら鍋を急遽購入。
『なんで味噌ラーメンはどの店も熱いのかね~』なんていいながら
今回は風にくわえ、雨も降る予報だったので、サッポロ一番で磯メシは完結。
物足りなさを感じながらも至福の一杯を頂きました。
U字君が超うまそうに食べてる写真も撮ったのですが、あまりの幸せっぷりに
顔が大変な事になってましたので本人の名誉のために伏せさせて頂きます★
そして朝日が昇る
食事を終え、仮眠をとろうとするも、あいにく小雨がぱらつきはじめる。
しのげる場所を二人で探すが、そんなに広くない磯に身を隠す場所もなく
2人膝をつき合わせながら朝が来るのを待ちました。
そうこうしてると、雨もやみ少しだけ辺りが明るくなり始め、
それぞれおもいおもいの場所で釣り開始。
期待を胸に、まずはポッパーで様子を見るも全くの反応なし。
『これならどうだ!!』と自分に言い聞かし、ペンシルにルアーチェンジ。
『そうか今日はそんな気分じゃないのか』といつもより少し早めの
ジグを投入。
全くのノーバイト。
U字君が言う。釣れない時の殺し文句
『雰囲気はいいんだけどねぇ』
そう僕たちは雰囲気イケメンに騙される、けがれを知らない少女のように
キラキラした目で海を見てたに違いない。
でも現実はそう甘くない。
目を背けたくなる程、ベイトフィッシュは皆無。風も吹き始め早くも折れそうな
頃、船が見回りに来てくれて、瀬替わりをさせてもらう。
瀬替わりの先に
朝マズメを見事に外しもうすでに2時間、次の瀬にのる。
気持ちを立て直しキャストを続けるも、こっちの瀬でもノーバイト。
予報通り風も吹き始め、時折立ってるのがやっとな突風も吹く。
早めの回収になるのは、ほぼ間違いないので
時間いっぱい、諦めずにジグをシャクリ倒す。
もう無駄打ちだと言われてもいい位、投げ倒すと、今日初めての
アタリが来た。これは逃すまいと渾身のフッキングを入れ、ファイト開始。
最初少し抵抗するも割とすんなり上がってくる。
そして姿が見えた
カッコいいので別角度でもう1枚
まぎれもなく雰囲気イケメンだ。
これにてストップフィッシング★
餌釣りの人たちもあまり釣果は良くなかった中、回収に向かうと
ストリンガーから持ち上げる石鯛に雄叫びをあげる。
遠目で見ても、明らかにデカい。その口白と呼ばれる魚は軽く70cmは軽く
越えてるように見える。
その後、釣具店で計測したら73cmあったようだ。
僕は初めての70㎝オーバーの石鯛に興奮した。これが見れただけで今回
来た意味があったのかもしれない。
その場で写真を撮らなかった事を深く後悔しています。
帰りの船では予想通りの時化で、波を超えるたびに自分に鞭を打つかの如く
背中を叩かれ帰路に就く。
ラーメンに終わる
程よく腹も減ってたので帰りは枕崎の
『麺酒場 木村本店』
キムタクが好きすぎて店の名前つけたんだって。
イケメン店主チラっと見たけど、ここにも雰囲気イケメンがいたとは★
今度写真、一緒に撮ってもらってきます。
木村ブラックごちそうさまでした!!
さあ来月は久しぶりの草垣群島!!
気合いれていきまっしょい★
データー
釣行日 2019/2/11
小潮 満潮10:28 干潮 4:55
風向き 北西 強い
ベイト ほぼ無し