イノウエ商店日記

釣りとSUPとソトアソビ。仕事や思うことをゆっくりと

梅雨前の男女群島 6月7.8日 VOL.1

憧れの地、男女群島へ行ってきました。
渡船は佐賀県は呼子港より出船の『日之出丸』
今回も磯のエキスパートTNOK氏にお誘いを頂き
おなじみのクラゾノ君と!!


今回の海況はべた凪、弱風の予報でどこの瀬にも乗れるだろうとの事で
期待も膨らむ。

出航より男女群島までの移動。
疲れもあり会話もソコソコに眠りについてしまった。


約5時間の睡眠を経て船は男女群島に到着!!
真っ暗の中、岩肌を確認して足元に注意しながら渡礁する!

そそくさといつものように準備に取り掛かり明るくなるのを待つ。
タックルの準備も終え、しばらくすると辺りは白々となり始め今回の釣りスタート!
今回はキハダマグロを視野に入れ飛距離重視のLD30。レイジングブルXR-2タックルをメインで。

数投パッパーを投げると本日ファーストヒット!!
ゴリゴリ寄せて抜き上げる。

3キロ強のヒラマサ。
男女のポテンシャルはこんなものではないと調子に乗った私は
写真をチャチャッと取りリリース!!

一息つく間もなくキャスティングを始めると
一つ離れた高いところから投げていたクラゾノ君にもヒット!!
これまたゴリゴリ寄せる。
6キロほどのブリ!!ランディングを手伝い
写真を撮ろうとカメラを取りに行くと

『アイタッ・アイタッ・イノウエさんイタイ・イタイ』と叫び声が・・・・
どうしたものかと急いで行くと

『フックが指に・フックが指に・フックが指に・・・』
これはイカンと状況を確認しようにもグローブが邪魔をしてどこまで刺さってるか見えない!!
ブリが頭を振るたびに激痛が走るらしく悶絶している。

額からは汗が落ち、みるみる顔の血の気が引いているのがわかる。
フックをルアーから外し、魚からの反撃をひとまずかわし

『バーブは??』
『中指の中っす』
『ん~抜ける??』
『抜けんっす!!』
もう貫通させるしか方法はなさそうで
『イケル??』
『行ってみます!!』
『ググググッ・ンンー・ギィー・』
『ああぁ~・通ったっす!!』

ここまで来ればあとは抜くだけ。夜釣用に持ってきていたワイヤーカッターで
フックの根元を切り、引っ張るのみ!!

事もあろうかクラゾノ君は
『イノウエさん・抜いてと』
抜いてと言ったことはあっても言われたことのない私は!!
一瞬ドキッとするが思いっきり愛情を込めて抜いてあげました♡

指を貫通させるときの顔は鬼の形相をしており、しばらくは夢でうなされそうです。

血が乾く間もなく、そそくさとブリの血抜きを行い、傷のケアーもソコソコに
もうロッドを持っております。

最初のトラブルを持ち前の根性とパワーで無事クリアーしたクラゾノ君!!
さてその後は…


次回ビッグゲーマー本領発揮!!

(皆さん分ってるとは思いますが私の事ではありませぬ笑)